アングルグラインダーを使う作業者が現場で遭遇しやすい危険な事故3選

建設作業や家庭でのDIYに役立つアングルグラインダー。 しかし、使い方に注意しないと危険や事故を引き起こすこともあります。

香港ではアングルグラインダーによる事故や負傷の公式記録はありませんが、他の国の統計はアングルグラインダーがいかに危険なものかを示してくれています。 例えば、米国では2008年にこの工具を使用中に約25,000人が負傷しています。 その2年後、オーストラリアでは31件の重症を含む117件のアングルグラインダーによる負傷が記録され、補償請求の対象となりました。 さらに、米国では自宅で作業中に誤ってアングルグラインダーで足を切ってしまい、男性が死亡しました。

こうしたケガを防ぐためにも、まずは事故の原因について詳しく知っておく必要があります。 アングルグラインダーの場合 建設現場で作業員が使用中に、ディスクの破裂、キックバック、火花の飛散など、3つの危険な状況が考えられます:

1. アングルグラインダーの高い動作速度、ガードされていないディスク、特大のディスクは、ディスク破裂の可能性を増大させます。

2.切断または研削中に、アングルグラインダーが材料をつかんだり詰まったりすると、キックバックすることがあります。

3.アングルグラインダーを使用している間、大量の火花が発生することがあります。 作業環境の周囲に燃えやすいものがあると、飛び散った火花で火災が発生する恐れがあります。

次回は、作業者に適した金属切削工具の選び方についてご紹介します。