カリフォルニア州の旧アルタモント・パス風力発電所
Salka LLCは、サンフランシスコ・ベイエリア東部にある開発中の風力発電所「Summit Wind Project」について売買契約を締結したと発表しました。 この契約は、世界的な民間投資会社であるCastlelake, L.P.が運用するファンドを代表して締結されました。
27基の最新鋭の風力タービンが完成すると、午後や需要の多い夏季などのピーク時のベイエリア向け電力の60%以上を発電する予定です。
プロジェクトでは、100kW風車569台を最新タービン27台と交換して旧Altamont Pass風力発電所に再度電力供給を行うことになっています。
「サルカは、再生可能エネルギー・プロジェクトが今日直面しているユニークな開発および資金調達の課題に対する革新的なソリューションの提供を専門としています」とサルカCEOのJiddu Tapia氏は述べています。「Altamont Pass風力発電所の再電力化は、アラメダ郡の経済に大きな影響を与えるでしょう」とTapia氏は述べています。 「再開発プロセスによって地元の雇用が創出されるだけでなく、この場所で生産されるエネルギーは、サンフランシスコ・ベイエリア東部の拡大する電力需要を今後何世代にもわたって満たすための、手頃で信頼できる方法を提供します」
サミット再電力化プロジェクトは、2016年1月に条件付き使用許可を受け、同年12月に起工、完成と操業は2017年末または2018年初めの予定です
ウィンドファームの最大のメリットはベースロードへの近接性にあります。 カリフォルニア州リバモア近郊のAltamont Pass風力資源地域に位置する、計画中の55メガワットの風力発電所は、オークランドからわずか35マイル、サンフランシスコから45マイルのところにあります。
風力発電所の再出力により、約100人の雇用が生まれ、年間約29000世帯の電力に平均で相当するクリーンエネルギーを生産します。
購入・売却取引は夏ごろ完了すると予想されています。 サルカは、商業運転を達成するまで、プロジェクトの開発と建設を引き続き管理し、その時点で、キャッスルレイクが管理するファンドが風力発電所を所有・運営します。
この風力発電所は、サルカにとって最新の再生可能エネルギープロジェクトですが、初の風力発電所売却となります。