ブロダルマブ

ブロダルマブは、アムジェン社がAMG827として開発し、2013年には中等度から重度の乾癬の治療薬として2つの第III相臨床試験が行われていました。

2014年11月にアムジェンとAstraZenecaは化合物の有望な結果を報告しています。 両社は、本化合物が第III相試験において、ウステキヌマブおよびプラセボと比較して優れた皮膚クリアランスを示す主要評価項目を満たしたと述べています

しかし、2015年5月に、Amgenは、患者が「自殺念慮および行動の事象」を有するとの報告を受けて、本化合物の共同開発への参加を終了することを発表しています。 アストラゼネカは、協和発酵キリンがブロダルマブの権利を持ち、KHK4827として継続している日本など一部のアジア地域を除くすべての地域において、ブロダルマブの今後の開発および販売について単独で責任を負うことになります

2015年9月にアストラゼネカは、Valeant Pharmaceuticalsと提携し、ブロダルマブの開発および商業化に関する独占権をValeantに移譲すると発表しています。 2016年7月には、欧州におけるbrodalumabの商業化権をLEO Pharmaに売却しました

2016年1月に、米国FDAに生物製剤承認申請(BLA)を提出しました。 その後、2017年2月に承認された