ロシア、アレクサンドラランドに150人分の北極圏軍事基地完成間近

21.10.2015

ロシアが北部の島アレクサンドラランドに常設軍事施設完成間近だと同国の関係者が発表している。

北緯80度線に位置する「北極トレフォイル」施設は、エネルギー損失を防ぐために最新の技術を使用して建設されたと、ロシア国防省が火曜日に発表した。

完成すれば、「150人のグループのための快適な宿泊施設と軍事的任務の遂行」が可能になると同省はウェブサイトで述べている。

軍はまた、アレクサンドラランドに給油所を建設し、タンカーから燃料を汲み上げて施設に運ぶ。

1万4000平方メートル(15万平方フィート)の基地は1年半ほど自立して機能するはずである。

北極圏の国々の争い

ロシアは、最近更新した海軍ドクトリンに基づき、北極圏とその天然資源の戦略的重要性を認識し、極北での軍事プレゼンスを高めてきた。 ロシアの推計によると、この地域には49億トンの化石燃料が眠っているという。 また、ロシア海軍は極北で軍事演習を行っています。

ロシアはすでに、東シベリア海の75度線上に「北極トレフォイル」に似た基地を建設しています。