安南山脈 – 東南アジアレポート
安南山脈はラオス、ベトナム、カンボジア北東部に約1,100kmにわたって分布している。 ベトナム語ではDãy Trường Sơn、ラオス語ではXai Phou Luang (ພູ ຫລວງ)、フランス語ではChaîne Annamitiqueとも呼ばれる。
この山脈はベトナムの海岸と平行に走り、メコン川流域と南シナ海に沿ったベトナムの海岸平野を分けている。 山脈の東斜面は、山脈を流れる多数の小河川によって形成された盆地から急峻に隆起している。 西側斜面は、メコン川の川岸に下る大きな台地になっている。
この山脈は、ラオスとベトナムの間の大きな分水嶺として機能している。 ラオスは分水嶺の西側に位置し、フアパン県の大部分とシャングホアン県(ジャールス平野がある)の一部が分水嶺の東側に位置している。 ベトナムの大部分は分水嶺の東側に位置するが、中央高原のTây Nguyên地域はメコン川流域の分水嶺の西側にある
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