Apparent viscosity characteristics and prediction model of an unstable oil-inwater or water-in oil dispersion system

Abstract

パイプライン流れ中の混合物と同様の分布を示す油-水不安定混合物の見かけ粘度の特性を解析するために一連の理論解析と実験測定を実施した。 実験結果に基づき、不安定な油水分散系混合物は常に非ニュートン流体の特性を示すと結論付けることができる。 また、せん断速度は見かけ粘度に大きな影響を及ぼし、特に油中水型混合物では顕著であった。 不安定混合物の見かけ粘度に及ぼす分散相体積分率の影響は,安定エマルションと同様の法則を示す. また、分散相の分布と粘度が見かけ粘度に及ぼす影響についても、対応する実験を通して系統的に検討した。 さらに、本研究では新しいタイプの予測モデルを得た。 このモデルでは、油-水二相分散系の不安定で非ニュートン的な流体特性を考慮し、適用範囲と予測精度を向上させた。 さらに、この見掛け粘度予測モデルを、白油や原油などの異なる油種の実験データを用いて検証したところ、平均偏差は常に9%以下であり、見掛け粘度予測精度は非常に高いものであった