Avidyne Entegra
Avidyne Entegraは、Avidyne Corporationが製造する、プライマリーフライトディスプレイ(PFD)とマルチファンクションディスプレイ(MFD)からなる統合航空機計器システム(「グラスコックピット」)です。 シーラス社はEntegraシステムの最初の顧客となり、軽飛行機(GA)用の最初の統合フライト・デッキとして、2003年にSR20およびSR22航空機に搭載して提供を開始しました。
2006年 Avidyne Entegra搭載シーラスSR22コックピット
これらのガラス製フライトデッキシステムの利点の1つは、アップグレードが可能であることです。 Avidyneは、ハードウェアとソフトウェアの継続的なアップグレードにより、これを実証しています。 CMax電子チャートを追加し、ライトGA向けのXMデータリンクを初めて認証しました。
IFDナビゲーター製品群(IFD440/540/550)の導入により、Entegra 8.xはGarminナビゲーターに依存しないようになりました。 IFD440 COM/GPS/WAAS Navcomは、GNS430Wナビゲーターと直接スライドインで交換することができます。 また、GNS430ナビを搭載したオリジナルのEntegraシステムでは、LNAV/VNAVやLPVなどのGPS/WAAS 3Dアプローチが可能な430WまたはIFD440ナビを利用する前に、PFDのHWとSWのアップグレードが必要です。
MFD上のナビデータとアプローチチャートはMFD上のUSBポート(これは充電には適していない)から更新することが可能です。