Azureアプリケーションゲートウェイとは?

  • 08/26/2020
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  • Azure Application Gatewayは、Webアプリケーションへのトラフィックを管理することができるWebトラフィックロードバランサです。 従来のロードバランサーはトランスポート層(OSI層4 – TCPおよびUDP)で動作し、ソースIPアドレスとポートに基づいてトラフィックを宛先IPアドレスとポートにルーティングします。

    Application GatewayはHTTPリクエストの追加属性、たとえばURIパスやホストヘッダーに基づいてルーティングを決定することが可能です。 たとえば、受信 URL に基づいてトラフィックをルーティングすることができます。 つまり、受信URLに/imagesが含まれている場合、画像用に設定された特定のサーバーセット(プールと呼ばれる)にトラフィックをルーティングすることができます。 /video が URL に含まれている場合、そのトラフィックは動画用に最適化された別のプールにルーティングされます。

    imageURLroute

    このタイプのルーティングはアプリケーション層 (OSI 7層) ロード バランスとして知られています。 Azure Application Gateway は URL ベースのルーティングなどを行うことができます。

    注意

    Azureは、お客様のシナリオに合わせて完全に管理された負荷分散ソリューションのスイートを提供します。

    • DNSベースのグローバルルーティングを行って、TLS (Transport Layer Security) プロトコル終了 (“SSL offload”)、HTTP/HTTPSリクエストごと、またはアプリケーション層処理に要件を持たない場合、Traffic Managerについて検討してください。
    • Webトラフィックのグローバルルーティングを最適化し、迅速なグローバルフェイルオーバーによってトップレベルのエンドユーザー パフォーマンスと信頼性を最適化する必要がある場合は、フロントドアを参照してください。
    • ネットワーク層の負荷分散を行うには、ロードバランサーを検討してください。Azureの負荷分散オプションの比較については、Azureの負荷分散オプションの概要

    機能

    Application Gatewayの機能について学ぶには、Azure Application Gateway機能

    価格とSLA

    Application Gateway価格情報については、Application Gateway価格情報を参照ください。

    Application GatewayのSLAについては、Application Gateway SLAを参照してください。

    新機能

    Azure Application Gatewayの新機能については、Azure updatesを参照してください。

    要件と環境に応じて、Azureポータル、Azure PowerShellまたはAzure CLIを用いてテストApplication Gatewayを作成できます。

  • Quickstart: Azure Application Gateway で Web トラフィックを直接送信する – Azure ポータル
  • Quickstart: Azure Application Gateway で Web トラフィックを直接送信する – Azure PowerShell
  • Quickstart: Azure Application Gateway を使用して Web トラフィックを直接送信する – Azure CLI