Brad Bird

高評価を得る。 97% 『インクレディブル』(2004)

低評価。 50% 『トゥモローランド』(2015)

誕生日。 1957年9月24日

生まれ故郷。 アメリカ モンタナ州 カリスペル

ブラッド・バードは1957年9月24日、フィリップ・ブラッドリー・バードとしてMT州カリスペルに生まれた。 11歳のとき、ウォルト・ディズニー・スタジオのアニメーターであるフランク・トーマスとオリー・ジョンソンにスタジオ見学で出会ったのが、バードのプロとしての物語の始まりとされている。 そして、2年後に完成させたオリジナルの短編アニメーションに目を通させることに成功した。 14歳のとき、バードはディズニーのアニメーター、ミルト・カールに弟子入りし、進学の際にはディズニーからカリフォルニア芸術大学の奨学金を得た。 卒業後、ディズニーのアニメーターとして働き始めた。 短編「The Small One」(1978年)、長編「The Fox and the Hound」(1981年)の制作中に上層部と対立し、解雇された。 その後、テレビの世界に飛び込み、共同脚本の『バッテリー・ノット・インクルード』(1987年)などで映画界に足を踏み入れる。 アメイジング・ストーリーズ」(NBC 1985-87)、「ザ・シンプソンズ」(Fox 1989-)、「ザ・クリティック」(ABC/Fox 1994-95)、「キング・オブ・ザ・ヒル」(Fox 1997-2010)などに携わる。 アイアン・ジャイアント」(1999年)で長編映画監督としてデビューしたバードは、アニメーション界の花形であるピクサーに入社し、最終的にディズニー傘下に戻ることになる。 ピクサーでは、スーパーヒーロー一家の冒険を描いた『インクレディブル』(2004)や、ネズミがフランス人シェフと一緒にグルメな料理を作るコメディ『ラタトゥイユ』(2007)の監督・製作を担当した。 その後、実写映画の監督に転身し、『ミッション:インポッシブル』を監督した。 2011年、「ミッション:インポッシブル」の4作目「ミッション:ゴースト・プロトコル」を監督。 2011年、『ミッション:インポッシブル』シリーズ4作目『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』を監督。 次の実写作品『トゥモローランド』(2015年)は批評的にも商業的にも期待外れとなり、バードはその後、アニメーションに回帰することになる。 インクレディブル2」(2018年)を監督し、歴代アニメーション映画の中で最も高い興行収入を記録した作品にランクインしている。