[Comparative efficacy of betaserc and cinnarizine of vertigo in patients with migraine]
頭痛とめまいはしばしば同時に出現する. めまいを訴える患者140人のうち56人(40%)を対象に検討した。 めまいは前兆のある片頭痛患者(57%)でより頻繁に登録された。 片頭痛に伴うめまいは25%であった。 患者は2つの同じグループに無作為に分けられ、一方にはbetaserc(16mg、1日3回食前)が投与され、もう一方にはcinnarizine(25mg、1日3回)が投与された。 治療期間は12週間であった。 ベースライン時と比較して、めまい発作の頻度と頭痛が50%以上減少したことを有益とした。 53名(95%)の患者が治療コースを完了した。 めまい治療の否定的な結果のリスクの減少および肯定的な効果の頻度は、betaserc投与群では有意に高かった。 毎月の再発が50%以上減少したのは、betaserc投与群では79%、cinnarizine投与群では52%であった。 また、片頭痛の発作頻度もそれぞれ43%、64%減少した。 したがって、β-ercは、眩暈薬として、また片頭痛発作の予防薬として使用することができると考えられる。