Department of History

Distinguished Professor of History, Professor of Political Science, Professor of European StudiesDirector of Undergraduate Studies, Department of History

Thomas Alan Schwartz アメリカの外交関係の歴史家で、アメリカ政治、国際関係史、近代ヨーロッパ史、伝記の関連事項についても興味を持っています。 近著に『ヘンリー・キッシンジャーとアメリカの権力』。 A Political Biography』(Hill and Wang, 2020)である。 同書はかなりの注目と評価を得ている。 ハーバード大学のチャールズ・メイアはこう書いている。 “トーマス・シュワルツの見事な研究による政治伝記は、20世紀におけるアメリカの最も注目すべき外交官の才気、利己的エゴ、脆弱性を明らかにするとともに、二極分化を超えた世界政治へのアメリカの関与の歴史を提供している “と述べている。 シュワルツはそのキャリアの初期に、『アメリカのドイツ』の著者であった。 この本はドイツ語に翻訳され、Die Atlantik Brücke (Ullstein、1992)となった。 本書は、アメリカ外交関係学会のスチュアート・バーナス図書賞、トルーマン大統領図書館のハリー・S・トルーマン図書賞を受賞している。 また、Lyndon Johnson and Europe: In the Shadow of Vietnam (Harvard, 2003)の著者でもあり、ジョンソン政権の対ヨーロッパ政策を検証し、ベトナム戦争が他の外交政策目標に与えた影響を評価している。 マティアス・シュルツとの共編著に『The Strained Alliance』がある。 The Strained Alliance: U.S.-European Relations from Nixon to Carter, (Cambridge University Press, 2009)の共同編集者である。

シュワルツ教授は、社会科学研究評議会、ドイツ歴史学会、ノルウェー・ノーベル研究所、ウッドロー・ウィルソン国際学術センター、欧州統合研究センターからフェローシップを受けている。 また、アメリカ外交史学会会長も務めている。 2005年から2008年まで、米国国務省の歴史諮問委員会にて、米国歴史家協会の代表を務めた。 2013年4月3日、ヴァンダービルト大学の春季教授会において、The Madison Sarratt Prize for Excellence in Undergraduate Teachingを受賞しました。 2008年、シュワルツ教授は、ヴァンダービルト同窓会から年次同窓会教育賞を受賞しました。 シュワルツは、カッパ・アルファ・オーダーのカイ支部による2008年ブックアワードを受賞しています。 この賞は、KAOのメンバーの生活や教育に特に影響を与えた教員に贈られるものです。 Schwartz教授は、「The Arab Spring: 2011年4月19日、テネシー州立大学のサミュエル・L・シャノン特別講義シリーズの一環として、「アラブの春:中東における革命」を発表しました。 また、シュワルツ教授は、OAH Distinguished Lecturers Programでも講義を行いました。

国務省の歴史学者事務所と「アメリカの外交」出版に関する論争について:

The New Yorkerの記事、2009年1月12日、シュワルツ教授の歴史諮問委員会の解任と2人のメンバーの辞任に関して:

http://www.newyorker.com/talk/2009/01/12/090112ta_talk_vogt

The Washington Post, June 8, 2009 article.に掲載。 国務省の歴史家室の責任者である Marc J. Susser 氏は、監察官の調査により「責任あるべき深刻な不始末」が見つかったため、配置換えとなりました。

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/06/07/AR2009060702164.html

シュワルツ教授はハーバード大学で5年間教え、1990年からヴァンダービルト大学で教えています。 ヴァンダービルト大学では、米国とベトナム戦争を扱うコースや、ユダヤ研究の中で「現代中東における権力と外交」というタイトルのコースを開発しました。

専門分野

米国外交史、国際関係、20世紀米国史、近代ヨーロッパ史、米国大統領職の歴史