Digital measurements of 120 mandibular angles to determine the ideal fibula wedge osteotomy to re-create mandibular angle for microvascular reconstruction

目的:下顎再建は熟練再建医にとっても挑戦しつづけること。 本研究では、正常な解剖学的下顎角を決定し、新下顎骨体-上顎骨角を再形成するための腓骨骨切削の予測可能な角度を確立することを目指した。

材料と方法。 当院のデータベースから無作為に男女計30枚のパノラマX線写真を抽出した。 選択基準は、年齢が21歳以上、歯が全部または全部に近いものであった。 除外基準は、下顎または上顎の無歯顎、外傷歴、上顎または下顎の病理的特徴、および21歳未満とした。 合計120の測定が行われた。 測定した角度は、突出部後縁と下顎骨下縁を一致させた線から決定した。 測定は各側面から、また各性別グループから行った。 本研究は、当院の施設審査委員会により承認された。

結果 女性下顎右側角の平均値は122.62°,左側角は124.59°(平均123.61°)であった. 男性下顎右側角の平均値は122.66°,左側角は124.2°(平均123.43°)であった. 平均値と中央値は非常によく似ていた。 左右の差は統計的に有意であったが、男女の差は認められなかった。 この情報から、平均的な下顎角度を再現するために、腓骨に約56°のウェッジカットを計算することができる。

結論を述べる。 この情報をもとに、オートクレーブ可能な56°の金属製ウェッジを用いることにより、低コストで正常な下顎骨上半角を再形成するための予測可能な腓骨ウェッジ閉鎖骨切り術を行うことが可能である。 この方法は、高価なプレハブガイドの必要性をなくすことができる。