Molecular and cellular pharmacologyB-973, a novel piperazine positive allosteric modulator of α7 nicotinic acetylcholine receptor
α7 (α7) ニコチン性アセチルリン受容体は認知障害の治療目標であり、B-973はα7受容体を調節するピペラジン陽性オステリックモジュレーターである。 ここでは,α7受容体のポジティブアロステリックモジュレーターとして作用する新規のピペラジン含有分子,3-(3,4-difluorophenyl)-N-(1-(6-(4-(ピリジン-2-イル)ピペラジン-1-イル)ピラジン-2-イル)エチル)プロパンアミド(B-973)に関して解説した。 我々は電気生理学と放射性リガンド結合法を用いて、B-973のα7受容体への作用を特徴づけた。 0.1 mMアセチルコリンにおいて、1 μMのB-973はアセチルコリンによるピーク電流を最大アセチルコリン(3 mM)の6倍に増強し、チャネルの脱感作を遅らせ、結果として電荷移動を6900倍増加させた。 B-973のEC50は、0.03から3 mMの範囲のアセチルコリン濃度で約0.3 μMであった。 1μMの濃度では,B-973はピーク電流のアセチルコリンEC50をコントロールの0.30 mMから0.007 mMにシフトさせた. B-973はアセチルコリン除去時のチャネルの不活性化を遅らせ(τ=50秒)、α7アゴニストA-585539の親和性を高めた。 アセチルコリンを添加しない場合、B-973を>1μMの濃度で添加すると、大きなメチルリッカコニチン感受性電流が誘導され、B-973が高濃度でAgo-PAMとして機能することが示唆された。 B-973はアロステリック調節によるα7受容体活性の上昇がもたらす生物学的影響を調べるための有用なプローブとなるであろう
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